実例を単に真似するだけではダメ 照明計画2つのポイント

家づくり

間取りや提案された照明計画を見て

この提案だとなんか空間が暗いのではないかと不安になることはありませんか

さらに不安になった挙句

ここは暗そうだから照明を入れておこう

またはSNSの実例をそのまんま真似しよう

といった思考に至っていませんか

そのままではせっかくの空間が台無しになるかもしれません

一度照明計画の足を止めて

空間の明かりについて考えてみましょう

この記事では失敗したくない照明計画を成功させる為に

大きく2つのポイントに絞ってお伝えします

単に実例を真似するだけだはなく

実例をツールとして活用する為に

1 過ごし方を考える

2 空間に求める雰囲気を考える

まずはこの2つのポイントを押さえることで

照明計画を成功へ導くコンセプトを得ることが出来ます

過ごし方を考える

「間接照明って良いですよ!」とお伝えしたい訳ではありません

あくまで過ごし方を考える為のイメージとして写真をご覧ください

こちらの写真は奥に間接照明が点灯し

奥から手前にかけて空間に明暗のグラデーションができています

奥のダイニングと手前のピットリビング

同じ空間でもそれぞれ用途が異なります

奥のダイニングは食事をしたり作業をしたり

明るさが必要なエリアと言えます

対して手前のピットリビングは寝転んだり縁に腰掛けて外を眺めたり

リラックスを目的とした明るさを必要としないエリアと言えます

明るさが必要ない為ピット上の天井面には照明が一切ありません

単に間接照明が良いことや天井に照明が無いことが良いと思うのではなく

空間のどんな場所でどんな過ごし方をするのかを考えた

照明の意図を汲み取ると

照明計画で過ごし方を考える重要性がわかると思います

空間に求める雰囲気を考える

さらに照明計画は空間に求める雰囲気を検討する必要があります

私が空間に求めた”落ち着く空間”の写真を用いて照明計画をさらに深掘りしていきます

改めて私が求める空間は落ち着くリビングです

単に少し薄暗くして暖色系の間接照明を設置するのでは無く

まずは自分が落ち着く場面を具体的に想像します

私が仕事をして家に帰り

落ち着く空間は

明るく無くむしろ暗い空間の方がリラックスした過ごし方に合います

突然ですが次の文章を読んでどの様に感じるでしょうか

“仕事が終わり暗い夜道を通り家に帰ると明るいリビングが待っていました”

一見豊かな生活が浮かぶ文章ですが

私はこの文章を読んで思うことがありました

暗い夜道を通ると感覚的に暗い辺りの雰囲気に慣れるので

仕事終わりに辿り着くリビングは

就寝に向けてリラックスできる薄暗いリビングの方が良いと思いました

つまり私なりに先程の文章を言い換えるとすれば

“仕事終わりに暗い夜道を通り家に帰ると薄暗いリビングが待っていました”になります

落ち着く空間と言われて思うことは人それぞれあると思います

実際に過ごす場面を想像して空間に求めることを具体化すると

担当者さんと意思の疎通も図ることができてより良いと思います

まとめ

どの様な過ごし方をするかを検討することにより必要な照明を計画する

明るくするのは何故か

暗くするのは何故か

過ごし方に理由があります

そして良い雰囲気とは何かを検討した後

検討した雰囲気を

完成する家のどの様な場面で感じたいと思うかを具体化すると

照明計画の土台となるコンセプトができます

後はコンセプトに沿って照明計画を進めていきましょう

余談ですが家の引き渡し後

仕事帰りに薄暗いリビングでリラックスしながら飲むお酒は最高でした

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