一味違う空間を造るポイント 自己分析で導いた我が家のピットリビング

リビング

家づくりでどんなリビングにするか迷ったことはありませんか

せっかく提案された間取りを大きく変更したいですなんて主張して良いのか

今まさに迷っているという方

生活分析や自己分析をすることでリビングが一般論にとらわれない一味違うリビングに変化します

ポイントは生活分析と自己分析です

その具体例を我が家のリビングがどの様な打ち合わせを経て

現在のリビングになったのか当時を振り返って紐解いていきます

まず結果的に我が家のリビングの特徴は

深さ360mmのピットリビングが特徴です

さてリビング計画の段階に入った当時の打ち合わせは

リビング中央に小上がりで広めの畳コーナーがある計画でした

当時のリビング計画の打ち合わせを振り返り分析すると

・普段の過ごし方

・居場所からの目線

・感性の分析

この3点に要素が分けられます

普段の過ごし方

当時アパート暮らしの私と妻は普段リビングでゴロゴロしているか

何かに寄っかかってくつろいでいました

そもそも暮らしにソファが無かったので

“リビングにソファ”という固定概念はすでにこの時にはありませんでした

自由にゴロゴロしたり適当に寄っかかったりするのが好きだったのかもしれません

小上がりの畳コーナーではゴロゴロ出来るものの

適当に寄っかかることはできません

ピットリビングにすると…

まるで大浴場の様にゆったりと自由な過ごし方ができます

居場所からの目線

我が家の建設予定地は南に緑豊かな里山があり

奥に里山 手前に庭の植栽で

中から見える風景につながりを持たせる計画でした

そんな豊かな風景を感じながらも

田舎なのであまり気にしませんが程々にプライペートを確保しつつ窓からの景色をどのように見せるか

前述でもある通り小上がりの畳コーナーをメインにしたプランもそれはそれで魅力的ですが家のすぐ前にある道がよく見えてしまったり

せっかくの自然の景色に人工的な車が見えてしまったりと

少しデメリットが目立つように感じました

そこで普段いる場所をあえて下に掘り下げることで

手前の植栽に隠れて人工的な景色の要素をなるべく見えない工夫をしました

感性の分析

ピットリビングから見る景色の見え方や植栽の見え方は

自然と下から見上げるような計画になります

これが個人の感性を沸かせるポイントでした

例え話ですが

「格好いいなあ」と思う電車の写真があれば

不思議とローアングルの写真を好んでいました

自分で撮る写真も同じです

自分の車の写真をカメラで写す時

自然とローアングルでおさめていました

森に行って良いなと思うのは森の木々が力強く私より遥かに上へ

葉を伸ばす様が勇ましいからです

私が良いなと思う感覚はローアングルによって湧いていたのです

まとめ

ピットリビングにいると

楽かつ落ち着く姿勢で

景色は人工物によって害することなく

豊かな自然を眺め

木々の力強さを感じることができます

私が我が家のリビング計画の打ち合わせエピソードを例にお伝えしたいことは

「皆さん小上がりよりもピットリビングが良いですよ」という事ではなく

自ら分析した理由を持って空間の作り方を決定すると

必然的に良い形が見えてくるということ

ピットリビングにしたというよりは

求めたらピットリビングの形になっていたと言ったところでしょうか…

そして打ち合わせは遠慮なく担当者さんに間取りの疑問や思いをどんどんぶつけてみましょう

施主力は熱量に比例すると私は思います

こんな打ち合わせがしたい方や家づくりで迷われている方は

お気軽にメッセージお待ちしています

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