みなさんこんにちはこうです
スッキリとしたシンプルな空間でストレスフリーに過ごしたい人が増加している様です 今回はシンプルな思考でシンプルな空間を導く為に知っておくべきポイントをまとめてみました
「とりあえず担当者に任せておけば大丈夫」「大手ハウスメーカーだから大丈夫」なんて思っている方もいらっしゃるかもしれませんが それだけでは良い家は建ちません もちろん良い担当者に出会うことに越したことはないですが…※もし担当者をご紹介希望の方はこちらのリンク☞(こうのInstagram)からdm
良い家づくりは“担当者の能力×施主力”で成ります どちらが欠けてもダメです シンプルな家を建ててシンプルな暮らしを実現したい方は是非最後までお読みください
この記事を読むことで解決する疑問
シンプルな思考を得ることで 暮らしのシンプルさに磨きがかかります
この記事を書いている人
改めまして私は2021年からSNSでシンプルな家づくりと暮らしの情報発信をしています 実際に担当設計士さんのお客様やご紹介いただいたお客様を我が家へエスコートしていただき 私なりの家づくりの思考を軸に施主力向上を目的としたお話をしたり SNSからいただく家づくりに対しての疑問について一緒に考える活動をしています またSNSを中心に実際に暮らしている自邸についてもご紹介しています シンプルな空間の中で基本的に情報発信しています
シンプルな家の特徴 自邸を用いて実例紹介
・シンプルな家は空間の要素が少ない
あれこれやりたいことや やってみたいことを盛り込んだ空間ではなくシンプルな家は生活に必要な要素だけで構成された空間があり 余計な生活の要素は割り切って排除しています
例えば食事をしてくつろぐ為のスペースならば 便利だからといって手の届くところに収納棚を配置するのでは無く 物が視界に入らないようにして食事をしてくつろぐ為の空間に特化する 食事をしてくつろぐ空間なので 勉強をする為のスタディスペースや何にでもなるようなヌックをあらかじめ用意しない 収納する空間は収納する空間でまとめて別に用意したり 後述にもありますが工夫ひとつでスタディスペースとして使える様な方法を選択する
とにかく空間が持つ要素を少なくする 細かく空間の中身について少し触れるとすれば なんとなくつけている窓の様に意味があやふやなものは基本排除壁ひとつとっても要素が少なく メリハリがある
・シンプルな家は空間の素材や色が統一されている
何かしら色付けをしてアクセントをつける様な選択はせず 基本的にコンセプトに合わせて空間の要素は統一する
例えば壁づけテレビ後ろの壁のみ色を変えて空間のメリハリをつける様なことはせず シンプルで統一感のある素材を一面に使い自然光から得る光と影のグラデーションをアクセントとして感じる事ができる 空間を構成する素材や色は基本的に冒険せずシンプルに統一する 家自体のコンセプトから逸脱する様なこと 例えばトイレのみテイストを変えるという様な選択はせず 家全体を見ても空間の素材や色の雰囲気が統一されている
・シンプルな家は工夫一つで違う使い方ができる
実際空間に求める暮らしは最小単位だけでなく 現実から少し離れる瞬間が欲しいこともあります そんな時に少し工夫するだけで非現実的な時間に変わる
例えば 布団をリビングに持ってきて宿に泊まる様な感覚にしたり コーヒーを飲みながら事務作業をするならキッチンに椅子を持ってきてキッチンが作業場として成り立つ
シンプルな空間は何にでも変化する様な柔軟性を備えていますシンプルで限りなく無に近いからこそ生活の中で一つ工夫するだけでいつもと違うことができます シンプルさは想像力で光るのであえて作り込まない選択をしています
・シンプルな家は生活の動きが一定
家の要素自体が必要最低限の為生活の動線が至ってシンプルで 脳内で凝って考える事なく掃除や洗濯や料理などスムーズになる
例えばゴミ箱は間取りのど真ん中に一つだけならゴミ捨てをするときに家中を回る必要も無し プライベートゾーンとパブリックなエリアをはっきりと線引きしているのでプライベートゾーンで家事に集中して完了したらパブリックなエリアで存分にくつろぐだけという様に
勝手に脳内で選択肢が減ることによって 家の中での動きが流れる様に一定になります
間取り作成の前に知るべきストレスのないシンプルな暮らし
改めて家づくりは暮らしを創造することです 誰でも過ごせそうな家を建てるだけなら わざわざ打ち合わせに力を込める必要はありません
さらにシンプルな家を創造するということは同時に シンプルな暮らしを創造するということです
シンプルな暮らしとは 生活に必要な物や情報を最低限にした心地よくストレスのない生活のことです その為には物事を単純化していく必要があります
自分の暮らしに必要なことが食事と睡眠だけならば食事と睡眠だけの暮らしを創造すべきです 食事と睡眠の間にもし時間があった時用にのんびりゆったりくつろげる空間を設けたい 勉強とか何かしら作業をする為の空間を設けるといったことはシンプルさを取るならば二の次です
現実的な生活は衝動的なことではなく以前より確立していてこれからは計画されているべきです
自分が求めている理想を探るのではなく これが無くては生活ができないということをまずは理解しましょう 何が必要で何が不必要なのか脳内断捨離をすることで シンプルな暮らしが導かれます
また ここで重要なことがあります
それは打ち合わせ前に可能な限りこの考えに磨きをかけておくことです 家づくりが始まってしばらくすると 夢や理想に囚われて自分が今までしてきた生活を客観的に振り返ることができなくなる可能性があります なるべくはじめの段階で自分が求める生活の最小単位について理解しておきましょう しばらく打ち合わせが進んで減額調整等で現実を見なければならないタイミングになった時にも振り返り とことん現実を見ましょう
シンプルな家に”ならない” 失敗する思考3選
・現実ではなく理想を語る
夢のマイホームですから 明るいリビングで ウッドデッキでBBQして オープンなキッチンで子供と一緒に料理をする そんなホットな理想を描いで全部叶えることは出来ても それは本当の理想と言えるのでしょうか
近頃SNSで実例を用いた発信が増えている影響で単に良いと思ったことが真の理想と思い実際の家づくりに反映させているケースが多い様です現実を求めた結果おしゃれでシンプルに仕上がった 現実を求めた結果他にはない空間が完成したと言うように
実例はあくまで結果であり 実例という結果の前に過程があることをお忘れなく 現実を見て分析して家に求める究極を考える過程にシンプルな家のヒントが隠されています
・思考停止で減らしすぎ
シンプルを求めすぎて要素を減らしすぎる危険もあります 他を見て必要なさそうだからと言って要素を減らすパターンも含みます いわゆる思考停止状態です
「食事睡眠の要素だけでほんとに良いんです」と分析した結果で心底思うのならば私は止めません これから造るのは自分の家ですからルールはあくまで自分の中にあります
かといってこれは他のシンプルな家を見て「くつろいだり勉強するスペースを単に排除してシンプルを作りましょう」ということではありませんあくまで自分基準で生活に必要なことを理解して取捨選択すべきということです
外で全力な分 家に帰ってきて食事をした後 無心になって庭を眺める空間に対して他人から見て不必要な要素でも己で判断して必要だと判断するならば排除する事なく 採用すべきです 自分の意見を持ち取捨選択しましょう 結果に至るまでの過程が重要です
・担当者の能力任せ
見つけてきた実例の写真だけ並べて「こんな感じでお願いします」「お任せします」のスタンスはシンプルな家づくりの失敗さらには家づくりの失敗につながる可能性大です
大前提として担当者さんとお施主様で完成させるのが家づくりです 単純に良いものを並べて完成させるだけの家づくりはシンプルな家づくりから逸脱する原因にもなります さらに担当者へ施主側の“人“が伝わらない限りはその人に合う家が完成するはずがありません
打ち合わせは基本対話です 担当者が施主様と呼ぶならば施主側も担当者へリスペクトの精神を持ち腹を割って会話を進めることで家は完成します どちらかが任せっきりになっても良くありません互いにアウトプットすることが大切です まずは担当者任せにしない為にも自己分析と生活分析をして今の自分や今の暮らしを語れるようにしましょう
シンプルな思考でシンプルな空間を導く為に知っておくべきポイントをまとめてみました 他にもSNSで自邸のシンプルな空間について発信をしています またSNSのDMから家づくりのご相談や担当者のご紹介も承っています お気軽のご利用ください
こう
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